「多摩地区そして日本各地の画像集」管理人・S崎の都市訪問記
2009年3月31日・見所多くて巨摩っちゃう
今回、八王子からレンタカーを調達し、山梨県の街めぐりに行ってきました。
はじめの目的地は山梨県内で唯一の未訪問の市である南アルプス市です。
中央道の八王子ICから双葉JCを経由し、中部横断道の南アルプスICまで向かいます。
途中の双葉SAでは富士山の雄姿を拝む事が出来ました。
南アルプスICで降りるつもりが、誤って、一つ先の増穂ICまで行ってしまうというミスを犯すも、現地到着は想定到着時間の
10分遅れで済みました。
←双葉ICから富士山を望む
小笠原
今回、南アルプス市の訪問先は旧櫛形町の中心地区である小笠原地区を訪れました。
この地区は櫛形町が誕生する以前は、小笠原町として単独町制を敷いていた地区です。
南アルプス市役所の東側に南北に伸びる国道52号線沿いに商店街が形成されています。
小笠原橋を北端に、下町交差点までの約700mに渡って中小商店が断続的に並んでおり、なかなか迫力のある景観になっ
ています。電線の地中化やポケットパークの整備なども行われており、商店街活性化にも取り組んでいる様子が見受けられ
ました。
←小笠原地区・国道52号線
増穂
次いで、国道52号線を南下し、増穂町を訪れました。
増穂町は鉄道が通っておらず、中心部は増穂町役場の東側の一帯になります。
商店街は東西に伸びる県道413号線沿いと南北に伸びる国道52号線沿いに形成されています。
県道413号沿いは割りと新しい雰囲気の商店街なのに対し、国道52号線沿いの商店街は昔ながらの街道筋の面影が残っ
ており、両者の対比もなかなか楽しめます。
鰍沢
次いで、訪れたのは鰍沢町です。この鰍沢町の中心部は増穂町の中心部と隣接しており、双子都市と捉えて良いと思いま
す。実際に二町による合併協議会が設けられており、来年の3月に「富士川町」として合併する事が決定しています。
一旦、JR鰍沢口駅まで移動して、駅周辺を歩いてみましたが、駅周辺は小規模な商店が散見される程度でした。
この後、車で町役場付近まで移動しました。
この町の商店街が町役場の西側に南北に伸びる国道52号線沿いに形成されています。
増穂町との町境から富士橋西交差点付近までの約800mに渡って断続的に中小商店が並びます。
人口で言うと鰍沢町は増穂町の3分の1になりますが、商店街規模ではそんな差は感じないどころか、鰍沢の方が大きく感じ
るくらいです。こうしたギャップも街めぐりの楽しさのひとつです。
←鰍沢・増穂の町境
身延
次いで、再び国道52号線を南下し、身延町を訪れました。
身延町ではJR身延駅から身延山久遠寺まで歩いてみました。
身延駅周辺は綺麗に整備された、しょうにん通りという商店街が形成されています。この日は平日ですが、桜のシーズンとい
う事もあり、駅周辺には観光客らしき人の姿が多数見られました。商店街も観光客向けの飲食店や土産物屋が多く見受けら
れました。
身延町役場周辺には県道804号線沿いに梅平商店街が形成されていますが、密集感は薄めです。
身延高校から西は鄙びた風景になります。そこから、久遠寺の総門を経由し、久遠寺前には門内商店街が形成されいます。
ここは久遠寺の門前町として栄えた商店街で、多くの観光客で賑わっていました。
帰りはさすがに駅まで再び歩く気は起きず、久遠寺前のバス停から路線バスで身延駅まで戻りました。
←身延駅付近の桜
早川町
この日、最後の訪問地は早川町です。
早川町の中心地は早川町役場の南東の一画になるようですが、ここは特に商店街などは形成されておらず、七面山という
山への登山客相手の旅館が数軒並んでいるこじんまりとした集落になっています。
この地区の南にある赤沢という宿場町も訪れましたが、ここも商店街などはありませんでした。ただ、この赤沢の集落は風情
のある雰囲気で気に入りました。ただ、道幅が狭く、車で訪れるのは難儀します。また、地区には一般の駐車場もなく、車から
降りて、画像の撮影は出来ませんでした。
この日はこの後、下部温泉を訪れてみました。思っていたよりも大きな温泉街が形成されており、驚きました。
日没のため、画像の撮影は出来ませんでしたが、一度、じっくりと歩いて、撮影してみようと思います。
入浴もしようと思ったのですが、この温泉街の公衆浴場を見付ける事が出来ませんでした。
公衆浴場好きの私は下部温泉での入浴を諦め、増穂町で見つけておいた町営施設で入浴した後、甲府南ICまで一般道で移
動し、そこから八王子まで戻りました。
今回は久しぶりにドライブ気分で街めぐりを楽しむ事が出来ました。
富士川の雄大な流れと、春の気配を感じる事も出来、なかなか有意義な旅行にする事が出来ました。
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私の近況
【最近読んだ本】
「官邸崩壊-安部政権迷走の一年」上杉隆(新潮社)
【本日のBGM】
「春なのに」柏原芳恵(作詞・中島みゆき 作曲・中島みゆき 編曲・服部克久、J・サレッス 1983年)
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