「多摩地区そして日本各地の画像集」管理人・S崎の都市訪問記
2009年4月4日・今日の街めぐりは上州なんさ
横須賀を訪れた翌日、この日は群馬県の街めぐりに出掛けました。
自宅のある八王子からJR中央線で西国分寺、JR武蔵野線で南越谷へ移動した後、東武鉄道に乗り換えた後、館林を経由し、
最初の目的地の西小泉駅までは約2時間半で到着しました。
大泉町
大泉町では西小泉駅から小泉町駅までを歩いてみました。
中心部を東西に貫く国道354号線沿いに中小商店が並んでおり、ここが大泉町のメインストリートになります。また、この国道35
4号線の北側に並行して中央、下町の両商店街も形成されています。
この街の特徴はなんといってもブラジル人の多さでしょう。近隣に富士重工や三洋電機などの大きな工場が立地しており、これ
らの工場労働者として多数の日系を中心としたブラジル人が就労しています。全人口に占める外国人の割合は16%を超えてお
り、全国でも最大規模の外国人集住地区となっています。街中にはポルトガル語の看板を掲げた商店が散見されるほか、公共
の看板にもポルトガル語が併記されているものが見受けられました。ただ、東京の新大久保のような猥雑感はなく、北関東の至っ
て普通の街並みに外国語の商店が混じっている、と言った雰囲気です。
現在の厳しい経済、社会情勢の中、外国人労働者を多数抱えるこの町の状況がやや気に掛かるところです。
←国道354号線沿いのブラジル人向けの商店
伊勢崎
大泉を訪れた後、太田駅を経由し、伊勢崎市を訪れました。この街は5年前に一度訪れており、今回は再訪です。
新伊勢崎駅で下車して、伊勢崎駅まで歩きました。
この街の中心部は東武伊勢崎線、JR両毛線、広瀬川、県道300号線に囲まれた一帯になります。メインストリートは中心部を東
西に貫く県道2号線になります。東武伊勢崎線の踏切付近から広瀬川までの約1キロに渡って断続的に中小商店や業務ビルが
並んでおり、20万人都市としての貫禄を感じます。
県道2号線の南側一帯は広範囲に渡って中小商店が並ぶ商店街が形成されています。現在では苦戦気味のようですが、往時の
賑わいは相当なものだったのではないかと推測される街並みが広がっています。所々に貫禄のある飲み屋が並ぶ細い路地裏が
あり、楽しめます。
←伊勢崎市の商店街の看板。群馬といえば「かかあ天下」
大間々
伊勢崎市を訪れた後、両毛線で桐生に移動し、そこから徒歩で西桐生駅に移動し、上毛鉄道で赤城駅まで移動しました。
余談ですが、上毛鉄道は自転車を車内に持ち込めるようで、主婦や小中高生などは生活用の自転車をそのまま電車内に持って
乗ってきていました。鉄道需要の喚起という点ではなかなか面白い手段だと思います。
大間々は現在では笠懸町、東村と合併し、みどり市となっています。
大間々の中心部は赤城駅から北方向に、わたらせ渓谷鉄道の大間々駅付近までの間に形成されています。商店街は県道69号
線と国道122号線沿いに形成されており、南北約800mに渡って中小商店が断続的に並んでおり、貫禄を感じさせる街並みになっ
ています。
このあと、赤城駅から東武線の特急で東武動物公園まで移動した後、新越谷、西国分寺を経由して、八王子まで帰宅しました。
大間々の商店街で「焼きまんじゅう」なる幟を見掛けて、気になったのですが、別の八百屋でバナナが一房450円で売っており、こ
れを買ったため、「焼きまんじゅう」は今回は購入しませんでしたが、帰宅してから、ネットで調べてみると、結構面白いお菓子で、
群馬名物となっているようで、買っておけば良かったと後悔しています。次回、群馬県を訪れた際にはぜひ購入しようと思います。
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