「多摩地区そして日本各地の画像集」管理人のS崎の都市訪問記
2009年5月19日・所沢の地平を駈ける
五月の爽やかな晴天に恵まれたとある金曜日、またまた街歩きに出掛けました。
今回の目的地は埼玉県所沢市です。
八王子から中央線で西国分寺、そこから武蔵野線で新秋津駅で下車し、西武秋津駅に移動し、西武線に乗車。
都合約40分ほどで最初の目的地の小手指に到着します。
小手指
小手指は所沢市の中心部の北西に立地する街です。
西武小手指駅の北側に小手指商店街が形成されています。
小手指駅北口前より北方向に伸びるハナミズキ通りがメインストリートになり、この通り沿いに中小商店が並んでいます。
小手指駅の北東には小手指ショッピングアーケードという市場風のショッピングモールも立地しています。
雰囲気的には首都圏郊外のニュータウン色の強い街となっています。
所沢中心部
小手指を訪れた後、所沢駅に移動し、所沢市の中心部を歩きました。
所沢市中心部は2004年6月に訪れて以来、約5年ぶりの訪問となります。
所沢市は秩父往還道の宿場町として古くから栄えた街で、従来の商店街は県道24号線沿い、所沢銀座商店街の辺りにな
るようですが、現在では西武所沢駅西口前より北方向に伸びるプロペ通り商店街が中心商店街になります。プロペ通り商
店街の「プロペ」とは日本初の飛行場が所沢市に作られた事から、「プロペラ」に由来しています。
プロペ通り商店街の総延長距離は約300mほどとさして長い商店街ではありませんが、人通りも多く、活気のある商店街で
す。「賑やかさ」という点では首都圏郊外の商店街の中ではトップクラスの商店街だと思います。
この商店街以外にも西武所沢駅から西武西所沢駅の間、県道337号線、県道24号線、県道55号線沿いの約1.5キロの間
に渡って、断続的に商店が並んでいます。前述の通り、これらの通りの大部分は旧街道筋として栄えており、昔ながらの商
店が並ぶ景観になっています。所沢銀座商店街の辺りには高層マンションが多数立地しています。これらのマンションの低
層階は商業施設を入居しており、商店街が断絶しないように配慮はされています。歴史のある蔵造りの商店とこれらの高層
マンションの対比ある景観が形成されています。こうした景観を面白いと思うか、不粋と感じるかは個人の感性次第だと思い
ます。裏路地にも商店が集積されており、全体的に首都圏郊外の街としてはかなり規模の大きな街だと思います。色々な商
店街が立地しているので、商店街好きの方は訪れてみて損はないと思います。
←左・プロペ通り商店街 右・所沢銀座商店街
新所沢
次いで、新所沢を訪れました。新所沢は所沢市中心部の北東部に立地しており、小手指地区にほぼ隣接した街になります。
この街は2003年9月に一度訪れているので、今回は約5年8ヶ月ぶりの訪問となります。
西武新所沢駅を挟んで東西に商店街が形成されていますが、東口の方が広範囲に渡って商店街が形成されています。
新所沢駅東口前より東北方向に伸びる新所沢東口商店街を軸に、一番街通り、新所沢パティオ、パイン通りなどの商店街
が形成されています。
一方、新所沢駅の西口はパルコを中心に街が形成されており、ニュータウンの玄関口の雰囲気が漂います。ただ、街を南
北に貫く県道6号線(旧鎌倉街道)沿いには中小商店が並んでいますし、その他にも商店街がいくつか形成されています。
全体的に結構な商店街規模になっており、商店街好きの私はかなり楽しめる街でした。
←左・新所沢パティオ商店街 右・西口三筋通り商店街
所沢市には色々な商店街があり、商店街好きの方にとっては訪れてみると色々な発見がある街だと思います。
航空公園や西武園、ユネスコ村などの観光名所も抱える街なので、観光がてら訪れてみてはいかがでしょうか?
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