「多摩地区そして日本各地の画像集」管理人・S崎の都市訪問記

2010年1月25日・南都大きな平城京


松の内も明け、成人式も終わった時期にようやく4日間の正月休みを取ることが出来ました。
と言う訳で、今年も実家のある大阪に帰省しながら、近畿地方の街めぐりを行う事にしました。
まず初日は八王子駅発5時53分の横浜線電車で新横浜に移動し、新幹線に乗り込み、一路京都駅へ。
京都駅からJR奈良線に乗り換え、最初の目的地の奈良駅には10時4分に到着します。

奈良市中心部
今冬の近畿地方街めぐりの1箇所目は奈良市中心部を歩きます。
奈良市中心部は2004年8月に一度訪れており、今回は約5年半ぶりの再訪問となります。
奈良市の中心部はJR奈良駅、国道389号線、国道169号線、JR桜井線に囲まれた地区にコンパクトにまとまっています。
商店街は近鉄奈良駅を中心とした地区を中心に集約されています。近鉄奈良駅前より南方向に伸びる東向商店街と、その西側
に並行して伸びる小西さくら通り商店街、JR奈良駅前から猿沢池の間に伸びる三条通り商店街の3つの商店街がメイン商店街
になるようです。このうち、東向商店街には全蓋式アーケードが設置されています。東向商店街を南に抜けた地点より南方向に
伸びる、もちいどのセンター街、さらにその南に伸びる下御門商店街の二つの商店街にも全蓋式アーケードが設置されています。
また、もちいどの、下御門の両商店街の周辺には「ならまち」と呼ばれる伝統ある町屋が並ぶ歴史的な景観が保存されているエ
リアとなっています。
また、東向商店街の北側には、東向北商店街と花芝通り商店街が形成されています。この商店街は近鉄奈良駅と奈良女子大学
を結ぶ通り道にあたる商店街となっており、昔ながらの商店と若い女性向けの洒落た商店が並ぶ独特の雰囲気が漂っています。
  
↑東向商店街               ↑小西さくら通り商店街         ↑東向北商店街

今年は奈良の街の礎となった平城京遷都1300年にあたる年で、街中には「平城遷都1300年祭」というイベントを告知する横断幕
や幟が至る所に掲げられています。そのためか以前訪れた時よりも商店街も人通りが多く、活気があるように感じました。
 ←平城遷都1300年祭の告知ポスター(近鉄奈良駅前にて)

大和西大寺
奈良市中心部を4時間半ほどかけて歩いた後、近鉄電車に乗り込み、大和西大寺の街を訪れました。
大和西大寺は奈良市中心部の西に立地する街で、文字通り西大寺の門前町として栄えた街です。
しかし、現在は近鉄電車の3つの路線が交わる交通上の要衝として、また、大阪、京都、奈良のベッドタウンとしての性格が強いよ
うです。
商店街は大和西大寺駅の北側に伸びる県道104号線沿いに西大寺東商店街が形成されています。これらの商店街の他にならファ
ミリーと言う大きなショッピングモールも立地しています。
全体的に思っていたよりもこじんまりとした感じを受けましたが、大都市近郊都市らしい明るさと賑わいを感じました。

このあと、再び近鉄電車で近鉄奈良駅まで戻り、JR奈良駅まで徒歩で移動。
奈良駅からJR京都線で木津駅に移動し、木津駅からは学研都市線で実家のある忍ヶ丘駅まで移動しました。

トップページに戻る

都市訪問記に戻る


私の近況
【最近読んだ本】
「千里眼 ブラッドタイプ 完全版」松岡圭祐(角川文庫)

【本日のBGM】
「少女自身」久木田美弥(作詞・さいとう大三 作曲・川口真 編曲・川口真 1977年)
このまま眠ったら いけないのでしょうか
あならの腕の中 とじこめられたまま
それから先は それから先は
私自身も わからないのよ