出掛けました。今回の目的地は練馬区。
八王子駅から中央線、武蔵野線、東武東上線と乗り継ぎ、最初の目的地の東武練馬駅には約1時間ほどで到着します。
北町
東武練馬駅は練馬区と板橋区の境界線に立地する駅で、駅の北側が板橋区、南側が練馬区になり、練馬区側の町名は北町
となっています。
商店街は東武東上線の南側に並行して伸びる旧川越街道沿いに、きたまち、ニュー北町、北一の各商店街が形成されていま
す。三つの商店街の総延長距離は約1.2キロに及びます。北一商店街の東端は板橋区との境界線になりますが、商店街は境
界線で見事に途切れていますが、遠くに上板橋地区の商店街が望見できる位置になります。三つの商店街の中では北一商店
街が歩道も整備され、距離も長いため一番繁華に感じます。
この北一商店街の裏路地のような位置に「北町アーケード ショッピングセンター」という看板が設置された全蓋式アーケードが
設置された商店街がありました。この商店街はL字型になっており、距離はせいぜい100m足らずの短い商店街（というよりも市
場の様な雰囲気）ですが、こうした商店街がよもやあろうとは想像していなかったので、大変に驚きました。この商店街を発見
出来ただけでも今回の街歩きの大満足です。
←左・北町アーケード入口 右・北町アーケード内中村橋
北町の街を歩き終えた後、路線バスに乗り込み、西武練馬駅を目指します。
途中、地下鉄平和台駅前を通過しましたが、この駅の界隈は郊外の風景が広がる地区でした。対して、練馬春日町駅から豊
島園駅にかけての一帯は商店街が形成されていました。
西武練馬駅から西武線に乗り、所沢方面へ一駅目の中村橋駅で下車し、中村橋の街を歩きました。
中村橋駅を南北に貫く中杉通り（都道427号線）沿いに商店街が形成されており、中村橋駅の南側に中杉通り親交会、北側に
サンツ中村橋、貫商会の各商店街が形成されており、全ての商店街の総延長距離は約900mに及びます。これらの商店街の
中では、駅に一番近いサンツ中村橋商店街が一番賑わっていました。
また、西武池袋線の南側に並行して伸びる千川通り沿いにも商店や業務ビルなどが集積されています。
富士見台
次いで、西武池袋線で所沢方面に一駅目の富士見台地区を訪れました。
富士見台駅南口前はちょっとした広場になっており、そこに全蓋式アーケードが架けられており、いきなり驚かされました。
富士見台駅南口前より南方向に伸びる、ふじみ銀座商店街は南北約100mほどの短い商店街です。富士見台駅は練馬区と中
野区の区境近くに立地しており、この商店街の北端付近は練馬区で、ほかは中野区になります。
西武池袋線の南側に並行して、富士見台商栄会商店街が形成されており、この商店街が富士見台地区の中心商店街になる
ようです。この商店街を東に進むと、ほんちょう通り商店街に至り、さらに東進すると、みのり商店街に至ります。全ての商店街
の総延長距離は約900mに及びます。富士見台地区の商店街がここまで規模の大きなものだとは想像していなかったので、こ
れには驚かされました。
富士見台商栄会商店街は西武池袋線の南側に並行して伸びる通りの東端付近から北方向に伸びる通りにも形成されています
が、この通りは緩やかな坂になっており、風情を感じる通りとなっています。
←富士見台駅南口前の様子桜台
この日最後の訪問地は桜台です。
富士見台駅からは西武池袋線で池袋方面に三駅目になります。
駅前から北方向に伸びる桜台通り沿いに桜台北口商店街が形成されており、この商店街の総延長距離は約600ｍに及びます。
また、桜台駅の北側一帯は南北二本の通りと東西二本の通りが碁盤目状に整備されており、これらの通りにも桜台北口、桜台
商業協同組合の両商店街が形成されています。これらの商店街は昭和40年代から50年代頃の雰囲気が漂っており、裏路地好
きの方は訪れてみると満足できるのではないかと思います。
←桜台駅北口の裏路地桜台の街を一通り歩いた後、桜台駅付近から路線バスに乗り、高円寺に移動しました。
高円寺の街には商店街が発達しており、さらに中古レコード屋が多く、私の様な商店街＆歌謡曲マニアにとっては一日いても飽
きない街です。
今回はまだ訪れたことのない中古レコード屋を見てみましたが、とても安い価格で、良いレコードが手に入りました。
練馬区の商店街でも北町アーケードや富士見台駅前のアーケードなど意外な発見が出来、大満足の一日となりました。
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