「多摩地区そして日本各地の画像集」管理人・S崎の都市訪問記
2009年2月25日・栃木県都賀地区の街めぐり
仕事柄、平日の休みが多いのですが、今回は週末の土曜日に休みが取れました。
この日は久しぶりに少し遠出をして栃木県の都賀地区の街めぐりをしてきました。
自宅のある八王子から西国分寺、新越谷と乗り継ぎ、春日部から観光客で満員の東武線の特急列車で栃木駅まで、
そこからさらに乗り換えて、第一目的地の壬生町には2時間20分ほどで到着します。
私は栃木県と相性が良いのか、栃木県を訪れるといつも快晴に恵まれています。
壬生
壬生は壬生藩の城下町として、また日光街道の宿場町として栄えた街です。
壬生町の商店街は日光西街道(県道18号線)沿いに形成されています。上記のような歴史を有する街だけあり、伝統
を感じさせる建物が多く残っています。また、電線地中化もされており、歩きやすい通りとなっております。
商店街自体は700mほどですが、商店街好きの方以外にも古い建物が好きな方は楽しめると思います。
この日光西街道には「蘭学通り」という愛称が付いています。この名称は壬生藩の藩主であった鳥居家が学問に熱心
で、特に六代藩主の鳥居忠挙の代に蘭学が取り入れられ、蘭方医の斎藤玄昌などが活躍した歴史によります。
←日光西街道(蘭学通り)
今市
壬生を訪れた後、栃木駅まで戻り、ここから再び観光客で満員の東武線特急列車で下今市駅まで移動しました。
今市はかつては今市市として存在していましたが、現在は合併して日光市となっています。合併前の人口は旧日
光市が約1万7千人だったのに対して、旧今市市が約6万2千人でした。知名度において勝る日光の名前を市名に
選択されたんでしょうね。
今市地区の中心部は下今市駅、上今市駅、今市駅の三つの駅を結ぶ範囲内となっています。
街を東西に貫く日光街道(国道119号線)がメインストリートになり、この北側にもいくつか商店街が形成されていま
す。日光街道沿いには片屋根式のアーケードも設置されています。栃木県内の片屋根式アーケードはここ以外だ
と栃木市と那須塩原市の黒磯で見た事がありますが、いずれも中心商店街以外で、栃木県の片屋根式アーケード
の規模としては今市がナンバーワンでしょう。
金崎
金崎は西方町の中心地になります。
この地区の商店街は東武金崎駅の東北に形成されています。密集感はさほど感じませんが、歴史を感じさせる建
物も散見されます。
駅の西側には味のある西方ショッピングセンターという商業施設や町役場、大きな病院がが立地しています。
この駅の跨線橋から日光の山並みが綺麗に見えました。
←東武金崎駅から日光の山並みを望む
家中
家中は都賀町の中心地になります。
商店街は東武家中駅の東側の県道3号線沿いに形成されています。商店街自体はこじんまりとした商店街です。
商店街から少し離れた場所にフジマートという中規模のスーパーが立地しており、ここは結構繁盛しているようでし
た。
この日はこのまま、鈍行列車を乗り継いで、八王子の自宅まで帰宅しました。
私は関東地方の中では栃木県が一番好きです。この県は私にとっては何故か癒し効果があるようで、訪れると穏
やかな気持ちになれます。
栃木県内もまだ見ていない街もいくつかありますし、再訪したい街もいくつかありますので、また訪れたいと思います。
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