大韓民国
春川市
概略
春川(Chuncheon)は韓国北東部に位置する、同国江原道の道庁所在地。
古代より地域の中心地として栄え、685年に新羅の神文王は全土を9州5小京に編成したが、
その際に春川は朔州とされた。
その後、高麗時代の995年に朔方道となり、李氏朝鮮時代には江原道となった。
李氏朝鮮時代に春川と改称された。
日本統治時代の1931年に春川邑(邑は日本の町に相当)となり、日本敗戦後の連合国統治下の
1946年に春川府になり、大韓民国成立後の1949年に春川市となった。
春川は風光明媚な山や川に囲まれており、ソウル郊外のリゾート都市として多くの観光客を集めている。
また、豊富な水資源を活かしたエネルギー供給源としての側面も持つ。
2002年にKBS(韓国放送公社)が制作したドラマ「冬のソナタ」の主要舞台となる。
このドラマは韓国はもとより、日本を含むアジア各国でブームとなり、春川の知名度を一気に広めた。
タッカルビという鳥料理が名物。
面積・1116.78平方キロ 人口・265,423人(2009年5月)
春川市に空港はない。ソウルから鉄道かバスでアクセスする。
春川中心部概略図
注・あくまで略図であり、実際の地形とは異なる部分もあります。
春川都市景観画像集