大韓民国
大田広域市
概略
大田(Daejeon)は韓国中部に立地する都市で、忠清南道の道庁所在地。
百済の時代には都の置かれた公州に近接しており、いくつかの城壁が築かれた。
李氏朝鮮の時代には「幾湖学派」という儒教の一派の書院の中心となり、幾人もの儒学者を輩出した。
日韓併合後、京釜線や湖南線などの鉄道の分岐点が置かれ、交通の要衝として発展していく。
大韓民国成立後の1949年に大田市が成立。1970年には高速道路の分岐点となる。
1973年に大徳研究団地が置かれ、以後、韓国科学技術院などいくつかの研究機関が集積される。
1990年にはソウルからいくつかの政府庁舎が移転された。
1993年には科学エキスポが開催、1995年に広域市に昇格する。
市内に儒城温泉という著名な温泉街が存在する事でも知られている。
面積・539.78平方キロ 人口・1,495,048人(2008年12月)
日本からの航空直行便はなく、ソウルや釜山からkTX(韓国版新幹線)などでアクセスする必要がある。
大田中心部概略図
注・あくまで略図であり、実際の地形とは異なる部分もあります。
大田都市景観画像集
1.大田駅周辺