中華人民共和国
北京市
概略
北京(Beijing)は中華人民共和国東部に立地する中国の首都。
北京の始まりは春秋戦国時代(前403-前221)に燕が当地に置いた薊という都城とされる。
燕が秦により滅ぼされた以降は、交易拠点として、また防衛拠点として開発が進んだ。
1153年に女真族が金を建てると、北京を中都と名付けて都城を築いた。
1234年、金はモンゴル帝国により滅ぼされる。
1271年、フビライ・ハンが元を建てる。元は北京を大都と名付け、首都とした。
1368年、元は朱元璋により滅ぼされ、明が成立。明は金陵(南京)に遷都したが、
1420年に永楽帝により再び北京に都が移される。北京と言う名称はこの時代から使用されている。
以後、明、清の時代に北京は発展を遂げる。
1911年に辛亥革命が勃発、清が滅亡後、中華民国は北京を首都とする。
その後、日中戦争、国共内戦と激動の時代を経て、1949年に中華人民共和国が成立。
2008年には夏季五輪も開催され、アジアはもとより世界有数の大都市として発展を遂げている。
面積・16,801平方キロ 人口・約1633万人(2007年)
北京との航空直行便が運行されている日本の都市は以下の通り(2010年8月現在)
東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡
北京中心部概略図
注・あくまで略図であり、実際の地形と異なる部分もあります。
北京都市景観画像集
1.天安門広場・紫禁城
2.北京駅〜北京商務中心区
3.王府井
4.西単
5.前門大街〜大柵欄〜琉璃廠
6.什刹海
7.三里屯
8.北京西駅周辺