「多摩地区そして日本各地の画像集」管理人・S崎の都市訪問記

2010年7月2日・能登はやさしや 商店街までも


訪問日・6月8日、9日
訪問地・石川県内11箇所


1.石川県かほく市宇野気
JR宇野気駅前より南方向に伸びる県道126号線沿いに商店街が形成されていました。
現地の案内板によると近年、道路の拡幅と改修工事を行ったとの事で、新しい景観となっていました。
レンタカーで海岸沿いの集落も走ってみたが、特に商店街などは形成されていませんでした。

2.石川県宝達志水町志雄
宝達志水町役場の西北一帯が中心市街となり、中心部を東西に横切る県道29号線沿いに中央商店街が形成されていました。
東西約400mほどのこじんまりとした商店街だが、生活感のある良い商店街でした。
町役場付近から小裏川方向に向って北東に伸びる通り沿いにもある程度の商店の集積が見受けられました。

3.石川県羽咋市中心部
羽咋市の中心部はJR七尾線、国道248号線、415号線、羽咋川に囲まれた一帯が中心街になります。
羽咋駅前から西方向に伸びる通りに商店街が形成されています。この商店街は駅前付近は昔ながらの商店が並ぶ景観なのですが、
駅から200mほど東進すると、パセオ通りと名づけられた綺麗に整備された通りになります。また、この通りの北側に並行して本町通り
商店街も形成されています。
国道249号線沿いには中央通り商店街が形成されています。同商店街のHPで「日本一長い商店街」と記載されているのですが、全長
はせいぜい650mほどで、この表記の根拠は何か気になるところです。

4.石川県七尾市中心部
七尾市の中心部はJR七尾駅、国道160号線、七尾港、桜川に囲まれた一帯になります。
駅前にはパトリアという大型商業施設が立地しており、能登地方の中心都市としての貫禄を感じる景観となっています。
商店街も七尾駅の北側一帯に広範囲に渡って形成されています。南北方向に伸びるリボン通り、東西方向に伸びる一本杉通りの両
商店街が中心商店街にあたると思います。特に一本杉通り商店街は全長700mほどに及ぶ長い商店街で歩き応えがありました。
中心部の至る所に貫禄を感じさせる商店が立地しており、この点も古くから能登国府として栄えた街としての貫禄を感じさせます。
中心部を南北に御祓川という川が流れており、訪問時はこの川沿いの道を整備中でした。
 ←一本杉通り商店街

5.石川県志賀町中心部
志賀町の中心部は町役場の西側一帯になります。
全体的に住商混在地区となっていますが、於古川に架かる川尻橋の南東には仲町通りという商店街が形成されており、この商店街
はカラータイルで舗装もされています
中心部は海辺に面しているのですが、中心部は軽く起伏があり、あまり海辺にいる事を感じさせない雰囲気があります。

6.石川県中能登町能登部
初日最後の訪問地は旧鹿西町の中心部・能登部です。
能登部駅周辺にある程度の商店の集積が見受けられますが、特に商店街などは形成されていませんでした。
もしかしたら、旧鳥屋町役場周辺に商店街が形成されているのかもしれませんが、地図を見る限り、判然としません。
まあ、七尾、羽咋と二つの大きな街に挟まれた町なので特に商店街が発達してこなかったのだと思います。

初日の街歩きはここまで。輪島市内に予約していたホテルに宿泊しました。

二日目は街歩きの前に少しだけ観光をしました。
珠洲市の中心部の南に立地する見附島を訪れましたが、独特の景観で圧倒されました。
 ←見附島

7.石川県珠洲市中心部

珠洲市の中心部は珠洲市役所周辺一帯になります。
商店街は珠洲港の北側に東西に伸びる通り沿いに南町、今町、市役所の東側に南北に伸びる通り沿いに中央の各商店街が形成さ
れています。南町、今町の両商店街の総延長距離は約700m、中央商店街の延長距離は約400mと、人口1万7千人の街としては規
模の大きな商店街だと思います。
商店街には貫禄を感じさせる商店も散見され、歩いていて楽しめました。

8.石川県能登町宇出津
宇出津は小さな湾を抱くように形成された街です。海岸線に並行して伸びる通り沿いに新町通りなどの商店街が形成されています。
周辺は漁村らしく、密集感のある街並が形成されています。
街中には歴史を感じさせる商店も多く、また五階建てのモダンなビルも建っており、貫禄を感じさせる景観が形成されています。
商店街にはそれなりに人通りもあり、地域の方々に商店街が支持されているように見受けられました。こういう街と出会えるのが街歩
きの醍醐味の一つです。
 ←宇出津の裏路地

9.石川県穴水町中心部
穴水町の中心部は穴水駅の北側一帯になります。
穴水駅前付近から北方向に伸びる県道1号線沿いに商店街が形成されています。総延長距離は約400mほどとなっています。
中心部には真名井川、小又川と二つの川が流れており、中心部近くには小高い丘(穴水城跡)も立地しており、穏やかな雰囲気が流
れています。

10.石川県輪島市中心部
輪島市の中心部は旧輪島駅と輪島港の間の一帯に広がっています。
中心商店街は輪島港の南側に東西に伸びる朝市通り商店街になります。この商店街はその名が示す通り、輪島朝市の開催される商
店街です。朝市で有名な街と言えば輪島の他に、高知、函館、高山、五城目などがありますが、輪島市のものが一番有名ですかね?
商店街はほかに国道249号線や県道1号線沿いにも形成されています。また、重蔵神社の東側一帯には飲食店が軒を連ねており、歓
楽街が形成されています。
 ←朝市通り商店街

11.石川県輪島市門前
今回の旅行の最終訪問地は旧門前町の中心部です。
この地区は町名が示す通り、総持寺祖院の門前町として栄えた街です。商店街は総持寺祖院前付近から北方向に伸びる通り沿いに
形成されています。この通りは総持寺祖院の北側約350mほどの地点で90度ほどカーブして、東方向に伸びています。
門前地区は2007年に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた地区で、そのためか、商店街の商店は新しく建てかえられた店舗
が殆どです。道路も整備工事中でした。

以上。

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【最近読んだ本】
「インドの衝撃」NHKスペシャル取材班・編著(文芸春秋)

【本日のBGM】
「帰りたくない」石川さゆり(作詞・阿久悠 作曲・三木たかし 編曲・三木たかし 1977年)
今日は本当に楽しかったわ
子供のころの話に笑ってしまったわ
でも夜がふけて行きます
帰らなければ帰らなければ 帰りたくない


注・「能登半島」のB面曲です